おやつと虫歯予防!賢く楽しむためのヒント
おやつは日々の楽しみのひとつですが、虫歯のリスクも伴います。
しかし、おやつの選び方や食べ方を工夫することで、大切な歯を守ることができるのです。
虫歯の主な原因は、糖質。
市販のおやつを選ぶ際は、パッケージの原材料表示を確認し、砂糖やブドウ糖、果糖などが最初に書かれていないかチェックしましょう。
最近では、キシリトールやエリスリトールといった、虫歯の原因になりにくい甘味料を使ったおやつも増えています。
これらをうまく活用するのもおすすめです。
また、甘いものでも虫歯になりやすさには違いがあります。
歯にくっつきやすいチョコやキャラメルは、糖分が口の中に長く残るため要注意。
一方、ナッツやチーズ、ヨーグルトなどは糖質が少なく、噛むことで唾液が分泌され、口の中をきれいに保つ効果もあります。
栄養面でも優れているため、積極的に取り入れたい食品です。
さらに、「ダラダラ食べ」は大敵です。
長時間、口内が酸性の状態になると歯が溶けやすくなります。
おやつは時間を決めて食べ、食後には水を飲んだりうがいをしたりすることで、虫歯予防に効果的です。
とくに寝る前は唾液の分泌が減るため、夜の飲食は控えめにしましょう。
もちろん、これだけで虫歯を完全に防ぐことはできません。
日々の歯磨きに加え、年に1〜2回の歯科検診も大切です。
専門家によるチェックで、早期発見・予防が可能になります。
おやつを我慢する必要はありません。
「選び方」「食べ方」「定期的なチェック」の3つを意識して、おいしく楽しく、歯の健康も守りましょう。