一度治ったはずの虫歯がまたできるのはなぜ?

一度治ったはずの虫歯がまたできるのはなぜ?

「虫歯を治したのに、また同じところが虫歯になってしまった…」

こんな経験をされた方はいませんか?

実は、虫歯は一度治ったからといって“二度とならない”わけではありません。

では、なぜ再び虫歯になってしまうのでしょうか?

 

虫歯を治すとき、多くの場合は削った部分に詰め物や被せ物をします。

ところが、長く使っているうちに 少しずつ隙間ができてしまうことがあります。

その小さな隙間から細菌が入り込み、再び虫歯になることがあります。

これを「二次カリエス(再発虫歯)」と呼びます。

 

特に治療後の歯には注意が必要です。

「もう治ったから大丈夫」と油断して歯磨きが不十分になると、

歯垢(プラーク)がたまりやすく、虫歯のリスクが高まります。

特に詰め物や被せ物の周りは汚れが残りやすいため、丁寧なケアが欠かせません。

 

また、甘い飲み物や間食の回数が多いと、

口の中が酸性に傾きやすくなり、虫歯のリスクが高まります。

夜遅い時間に飲食してそのまま寝てしまう習慣も危険です。

 

再発を防ぐためにできることは、

・毎日の歯磨きを丁寧にする(フロスや歯間ブラシも活用)
・甘いものをだらだら食べない
・治療後も定期的に歯科医院でチェックを受ける
・詰め物や被せ物が古くなったら早めに相談する

 

一度治療した歯も、ケアを怠ると再び虫歯になってしまいます。

「治ったから終わり」ではなく、 治療後こそ予防が大切 です。

 

歯の健康は毎日の積み重ね。

相談しにくいことでも、ぜひお気軽にご連絡くださいね。

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