歯磨きしないお口の中は・・・
「歯磨きは大切」
「毎日しっかり歯磨きをしよう」
子供の頃から散々言われてきた言葉だと思います。
では、一晩歯磨きを忘れてしまった歯には、何が起こるのでしょうか。
実は、たった一度の歯磨き忘れでは虫歯になることはほとんどありません。
虫歯とは酸が歯を溶かすことから引き起こされるためであり、
その酸が生まれるのはプラークが歯に付着してから24時間ほどかかると言われているためです。
しかし、虫歯にならないから安心というわけではありませんよね。
たった一晩でも、歯磨きしないで寝た翌朝のお口の中には非常に多くの細菌が発生しており、
その数はトイレの便座よりも多いとも言われています。
そんな口で朝食を取ることを考えると、そのまま細菌を飲み込んでいることになるわけですから、当然身体には良くないですよね。
疲れていていつの間にか寝てしまい、ついつい昨晩の歯磨きをサボってしまった。
みなさんも経験があるかもしれません。
そういった時には、まず朝起きたら一番に歯を磨きましょう。
なるべく細菌を口の中に残さないことが大切です。
日頃から口の中を清潔に保つように意識し、どんなに疲れていても歯磨きを怠ることのないように気をつけていきましょう。